・野良着をアレンジしたシノギング用の高通気シャツ
・背守り刺繍
・縫い目のない肩まわり
・着物スリーブ
・太めの袖巾
・脇の下ベンチレーション
・乳下がりループ
・ハンドポケット
・裾スリット

思いと創造

凌では独自の美学で日本の低山を歩くため道具を創造しています。かつて野良で仕事をするための着物であり普段着でもあった野良着の意匠を取り入れたミチクサは、日本とは異なる環境のために作られた欧米メーカーの衣服とは違い、日本の気候に適合してシノギングに必要な機能を備えた最良の素材を採用し、シノギングに足るように細部のデザインをアレンジしています。

着心地

凌の定番ズボンのアヲネロと同じ素材に更新された新しいミチクサは、高い通気性と適度な防風性を備え、そして軽くなりました。ノラギよりも身頃も袖も少しだけ細くしていますが、それでも余裕のある大きさなのでとても動きやすく、シノギング中にストレスを感じることのないシャツ感覚で着ることができます。乳下がり（ちさがり）のループをS-BINNERで止めたり紐で結わいたりすることで、風が強い時のバタつきを抑えることができます。もともと風通しの良いデザインで、非常に高い通気性があるのでそれだけでも十分なのですが、脇の下を大きく縫い開けてベンチレーション効果を高めるとともに、袖が太いことによるバックパックのショルダーとの干渉をなくしています。

着こなし

ゴールデンウィークの頃にはハチジュウハチヤにこれ一枚、真夏にはウロコシャツにこれ一枚、どちらもヤマバッグを掛けたままちょいと羽織るのが粋な着こなしです。ズボンにはタッツケやアヲネロを合わせれば凌ネオ・クラシックスタイルが整い、ハカマスカートやフタエズボンを合わせればまるで素浪人の様に見えるでしょう。

素材の特長

非常に高い通気性のおかげでいつでもさらさらで、蒸し暑い季節でも肌に張り付くことがありません。軽さ、撥水性、速乾性、適度な防風性を備えた夏のシノギングアイテムに欠かせない素材です。