・ 超軽量でふわふわのタオル
・ 冬はマフラー、夏はタオルとして使用できる思いと創造
octaを目の前にすると次から次へといろいろなアイデアが出てくるのですが、なんでもかんでも作ってしまうとアイテム数が多くなるばかりか、なかには同じようなアイテムも存在するようなおかしなことになり、かえって消費者を惑わせてしまうのではないかと考えています。・・・これも凌の美学かもしれません。そんなことを考えながらも企画したのはこのカルフワタオルです。2次的な、と言ってしまうと本来は不要なアイテムのように聞こえますが、素材の特性を生かして凌らしい使い方ができるカルフワタオルは名脇役のようなポジションのアイテムです。
使い心地
コットンのタオルのように汗を拭きとるような感じはないけれど、なんだかいつの間にか吸ってくれている、そんな使い心地のタオルです。
使いこなし
寒い時期のシノギングでは行動中に適度な保温性と優れた吸汗性を提供するマフラーやフェイスマスクとして、暖かい時期のシノギングではほとばしる汗を拭きとるタオルとして、また、停滞時にベースレイヤーのパンツの上にバスタオルのように巻くことで腰周りの汗を素早く吸収してくれるので汗残りと汗冷え防止にも有効です。タープに付いた夜露をふき取るのもいいでしょう。
素材の特長
表面の見た目は単なるメッシュですが、裏面は細かなモフモフの繊維に覆われているので、軽量でありながら必要十分な暖かさを提供します。画期的なポリエステル素材の帝人octaは、同じ直径のポリエステル繊維の重さに比べて約半分と軽く、繊維の中心の空洞部分と、表面に放射線状に配列された八本の突起が汗を素早く吸い上げて拡散させるだけではなく、その独特の形状によってできる空間に多くのデッドエアーを含むことで遮熱保温効果を実現します。
体験談
私は本当に良く汗を掻きます。年がら年中、シノギングでハンモックポイントに着く頃には下着のパンツは汗でびしょびしょ。それは冬でも同じです。冬にびしょびしょに濡れたパンツで一夜を越さなければいけないことほどいやなことはありません。着替えれば済む話ですがそうしたくないのです。そこで決まってどこそこ温泉のタオルをフンドシのようにしてパンツの汗を吸わせるのです。これはこれでやらないよりもいいのですが、どこそこ温泉のタオルとパンツの両方がジトッと濡れたままなのです。もう少しどうにかならないかとカルフワタオルを腰に巻いてみました。カルフワタオルはしっかりと汗を吸い上げてくれて、温泉用のタオルのときよりもパンツの乾きが早くなりました。いや、本当はこのためにカルフワタオルを企画したのかもしれません。汗かきのシノラーさん、是非この方法を試してみてください。
- 素材 :帝人octa 94g/cm²
組成 :ポリエステル100%
サイズ :One Size(巾48cm、長さ134cm)
重量 :55g
原産国 :中国