・良質なダウンのロフトを最大限に引き出すワイドバッフル
・ハンモックの窪みにすっぽり収まって隙間を作らない充分な巾と長さ
・肩口のスナップボタンを止めることで肩口のヒートロスを軽減
・足先の保温性を高めてキルトのずれを防ぐフットボックス
・中央のフラップから頭を出すと膝までカバーするダウンポンチョとして使える
・ダウンポンチョとして使用するときに両サイドのボタンを留めて保温性を確保できる
・中央のフラップから頭を出すとフラップが着物の襟のようになる
・左右のボタンを閉じてビバーク用の簡易寝袋としても使える
・快適使用温度の目安0℃以上(中に着込むものや個人差で変動)
寒いシーズンのシノギングでハンモックを使うときに効率よく暖かさを得られるトップキルトがこのウンカイです。別売のウキグモと合わせることで厳冬期のハンモック泊でもとても暖かく過ごせます。
パッキングスペースとウェイトの節約
ハンモック泊にダウンの寝袋を使った場合、背中側のダウンは体重によってほとんど潰れてしまうためせっかくの保温性を活かしきれません。大雑把な話をすると、仮にその寝袋のダウン量が300gだとすると、その半分の150gは無駄になってしまっているということになります。もちろん単純にそうは言い切れませんが・・・。寝袋だったら潰れてしまうであろう背面を省いたトップキルト仕様のウンカイは、寝袋の約半分のダウン量で寝袋と同等の暖かさを得ることができます。それによってパッキングスペースとウェイトを大幅に減らすことがきます。背中側の保温は別売のウキグモに任せましょう。
ハンモックとの相性
ハンモック&寝袋の組み合わせで夜を凌ぐ場合には、寝袋に入ってからハンモックに乗らなければいけないので、慣れていないとハンモックに乗ってからのベストポジション探しが大変です。それに比べるとハンモック&ウンカイの場合は、ハンモックに乗ってベストポジションを確保してからふんわり掛ければいいので、ハンモックへの乗り降りも楽にできます。また、寝袋と違って身体が自由に動かせるので就寝中の閉塞感もありませんから閉所恐怖症の人にも安心です。ハンモックに寝転がってウンカイを掛けると、自分の体重によって沈み込んだ窪みにウンカイがふんわり静かに降りてきて、身体とハンモックの隙間を埋めて包み込み、想像以上の暖かさを得ることができます。
首まわりのフィットとフットボックス
気温が低いシーズンには、肩口から暖気が逃げてしまわないように首まわりをフィットさせておく必要があります。ウンカイの上辺の両端を背中側に折り込んで、肩口のスナップボタンを止めることで肩口をフィットさせて保温性を確保できます。足元には左右に分かれたフットボックスがあるので、そこに足を入れておけば寝ている間にずれて足が出てしまうことがありません。フットボックスにはダウンが入っているので足先の冷えを防ぎます。
ダウンポンチョとして
ハンモックに座って食事を作ったり、ボーっとしたりする大切な時間のために、ウンカイはダウンポンチョとしても使えます。キルト中央のフラップから頭を出して両サイドのボタンを留めると、膝までをしっかり覆うダウンポンチョになるので、ダウンジャケットなどのインシュレーションウェアを一枚減らすことができます。
ワイドバッフルによるロフトの回復
ハンモックポイントにチェックインしたらまずウンカイを広げましょう。収納袋の中で圧縮されていたダウンのロフトを回復させてあげるのです。しばらく広げて空気に触れさせると、ダウンの膨らみを最大限に引き出すワイドバッフルの採用によって、いつの間にかフカフカに膨らんで本来のロフトを回復します。
別売のウキグモと合わせて
ウンカイはウキグモと合わせて使うことで最大限の暖かさを得られるように設計されています。最低気温が-10℃以下になるような環境では、厳冬期モードにしたウキグモの中に入れてインナートップキルトとして使うことで、これまでの雪上ハンモック泊の経験上、-17℃まで暖かく眠れることを確認しています。
落ち着いた色合い
シノギングのフィールドの木立や堆積している落ち葉に溶け込みやすい落ち着いたカラーコンビネーションのウンカイがシノギングで疲れた体を優しく包み込みます。
- 【素材】
・表地:20dn撥水&ダウンプルーフナイロン
・裏地:20dn撥水&ダウンプルーフナイロン
・中 綿:700FPホワイトダックダウン280g
【組成】
・表地:ナイロン100%
・裏地:ナイロン100%
・中綿:ダウン、フェザー
【重量】本体442.5g、収納袋12.5g
【原産国】中国
- 【サイズ】長さ:190cm、巾:140cm