・東京都西多摩郡檜原村のヒノキを使用
・丸い穴の空いた天板1枚
・固定式細格子パネル1枚
・スライド式細格子パネル1枚
・タイベック貼付けパネル2枚
・底板1枚
・細引きを引いて細格子パネルを2枚はめ込むだけで組み立て完了
・凌の焼き印
・シリアルナンバー入り
・収納袋付属
江戸時代に普及した行燈には、置き行燈、掛け行燈、辻行燈などの種類がありますが、凌行燈は置いても吊るしても使える組み立て式の携帯行燈です。
ちょっとしたコツを覚えてしまえば組み立ても簡単で、細格子以外のパネルを、細引きを締めてだいたいのかたちを整えたら、その次に固定用の細格子パネルをはめ込み、その反対の面にスライド式の細格子パネルをはめ込むだけ。スライド式の細格子パネルは光源を下に置いて使うときの出し入れに便利で、天板に光源を乗せて丸い穴から照らすこともできます。絞り込んで余った細引きはパネル上部の切れ込みに引っ掛けてタープなどに吊るしたり、提灯の様にぶら下げて歩いたりすることもできます。
薄い和紙のようなパネルはハードタイプのタイベックで、あかりを灯すと不織布ならではの、和紙よりも和紙らしい模様が浮かび上がります。既に販売しているシノギチャブダイとの相性も良く、お泊りシノギングならばシノギチャブダイの上に置いて、やわらかな灯りに包まれて食べる夕食は、まるで山の中の居酒屋にいるような気分にさせてくれます。天然木ならではのあたたかな手ざわりは、シノギングの空間に安らぎを与えてくれるだけでなく、使うほどに深みのある色に変化するので愛着が増すでしょう。
無塗装で仕上げているので、汚れ防止のためのワックスを塗ったり、好みの色に塗ったりしてカスタマイズする楽しみがあります。凌行燈は水の半分以下の比重のヒノキを使用しているので、仕上がり寸法から見るとかなり軽く、分解すると薄いパネルを重ねてコンパクトに収納できるので、パッキングスペースもそれほど気にならないでしょう。ガレージメーカーならぬベランダメーカーの木工職人がひとりで黙々と、ひとつひとつ丁寧に手作りしています。
ちなみに、東京の凌フィールドで馴染み深い高尾山口駅のホームの照明も行燈のデザインになっています。お出かけの際にはチェックしてみてください。
- 材料:天然木(ヒノキ)、タイベック
重量:127g(本体のみの目安、木材のためバラつきがあります)
原産国:日本
- サイズ(使用時):縦165mm×横95mm×奥行98mm
サイズ(収納時):縦200mm×横120mm×奥行40mm